終わりなき愛

ウッディウッスの遺作ということで、少なからず期待していましたが、
なんだかヒロインが好きなれなかったです

十字軍の英雄の遺児、アブリエルは美しく聡明な娘。彼女は、宮廷でスコットランドの外交官レイヴン・シーバーンと出会い、その藍色の瞳で見つめられた瞬間から、彼のことが忘れられなくなる。だが、義父が困窮したのをきっかけに、醜悪な男デズモンドと結婚し、純潔を捧げなければならない身の上に。心の中ではあの人の面影を求めながら―。

というあらすじだったので、運命に負けそうになっても愛を貫く話かと期待してたのですが。。。過酷な時代な性なのでしょうか?アブリエルの疑い深さ、慎重さはみてていらいらしてきました。
ヒーローのレイヴンがまた完璧すぎるのも、もしかしたらだめなのかも。とも思ったり。
ヒロインに事情を明かさないで、お互いの信頼関係を結んでいく難しさが、今回は随所にあって、人生って大変だよねえ。ってロマンスらしかぬ教訓を得た気がします。