キャスリーン E.ウッディウィス

終わりなき愛

ウッディウッスの遺作ということで、少なからず期待していましたが、なんだかヒロインが好きなれなかったです 十字軍の英雄の遺児、アブリエルは美しく聡明な娘。彼女は、宮廷でスコットランドの外交官レイヴン・シーバーンと出会い、その藍色の瞳で見つめら…

冬のバラ

やきもきさせられる、手の込んだ話でした。この込入り度と美しいのにかなり不幸なヒロイン、でもくじけないヒロインを最終的にが包み込みヒーローの魅力は、さすがウッディウィス!と思いました。 飲んだくれでろくでなしの父と弟を持つ美しい娘エリエンヌ。…

狼と鳩

ぐー!です。 11世紀、ノルマン軍の侵攻を受けたダーケンウォルドでは、領主の娘エイスリンがその美しさゆえに父を殺した敵・ラグノールにレイプされてしまう。その後、領民とともに奴隷にされたエイスリン。そしてノルマン人の新しい領主となったウルフガー…

まなざしは緑の炎のごとく

「炎と花」のブランドンとヘザーの息子、ボーがヒーローのお話です。 このお話は、ファンの要望にこたえる形で書いた、異例のファンサービス本だそうです。 そのせいか、よくツボが抑えられていて、まんまとはまりました。 後見人の突然の死により、後見人の…

炎と花

1799年、両親を亡くした17歳の娘ヘザーは、英国の片田舎で伯母と暮らしていた。ある日、伯母の弟ウィリアムの招きでロンドンを訪れた彼女は、ウィリアムに暴行されそうになり、あやまって彼をナイフで刺してしまう。その後、狼狽してあてどなく街をさまよう…