2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

裏切りは愛ゆえに

中世の肥沃で広大な領土の後継者としてのヒロインの苦悩と人生が描かれていておもしろかったです。 12世紀、イングランド一豊かで広大な領土の女領主のキャサリンは、つい最近夫を亡くしたが王に保護を求めなかったために、近隣んも領主の攻撃を受けていた。…

迷路

旅路 - みみの読書日記に触発され、こういうくら~い雰囲気を味わいたくなりました。FBIシリーズの1作目ですが、この本ほどいろいろな要素が詰め込まれた本も珍しいくらいに、山と谷が怒涛のように押し寄せてきます。いつよんでも新鮮です 7年前に、サンフラ…

旅路

すっごくよかった!今ときのロマンスっぽくない、クレイジーな感じと暗さの中で、これがシリーズ初作と思えないほど出来上がったキャラたちのユニークさ!最高です。 大物弁護士を父に持ち、自身も文才に恵まれ幾多の賞をとり議員の補佐官として仕事にのめり…

phantom waltz

ケンドリック・コールターの2作目です。 翻訳待てず。。よんでまいました 家業の店番をしていたベサニーは、ハンサムで女子にモテモテのライアン・ケンドリックに出会う。ライアンは感じもよく、ベサニーにデートを申し込む。ベサニーは冷静に自分の車イスを…

あなたの牙に首ったけ

おもしろかったですね~。パラノーマルでも、結構。厭世的なヒーローがヒロインにだけメロメロって設定ってよわいんですよ 父なきあと、家業の葬儀屋をやめ家も家具もすべてを売り払って新しい人生のためにニューヨークにやってきたジェインだが、怪しいバー…

ふりむけば恋が

総じてコニー・ブロックウェイは苦手な部類にはいるのに、今回の話は気に入りました。 遺言により、5年間の間にリリーがミルハウスを管理し、アヴェリー・ソーンの後見人として彼の面倒を見る。5年間で利益が出せない場合、リリーはミルハウスの所有権を失い…

愛と赦しのはざまで

今までのシャロン・サラとは違う!の文句に読み始めましたが、確かに違ってました。今までになく強く勇気があって正義感の強いヒロイン。そして、かーなーり深いテーマ。結構ゾクゾクしながらも夢中になって読んでしまいました テレビレポータのジュニュアリ…

いつまでもこの夜を

待ってました! 大家で親友のジョゼットの結婚式で美しいドレスに身を包み、化粧をしてプロに髪を整えてもらったクレアはなんとか自分の境遇と今の状態を照らし合わせて、親友の結婚式から逃げ出すことを正当化しようとしていたが、そこにすべての女性をうっ…

晴れた日にあなたと

大好きなキャサリン・アンダーソンですコールター・シリーズのNo.4です。でも、このシリーズは、1) レイフ・ケンドリック + マギー・スタンリー2) ライアン・ケンドリック + ベサニー・コールター3) ジェイク・コールター + モリー4) ハンク…

過去からの殺人者

1人の少年がパーティの夜に殺された。この本は彼に関係していた2人の女性の20年後の、初めて同窓会を開くにあたってのお話です。

海風の追憶

前から気にはなっていました。首飾り3部作。最初から読めばいいのに、手にはいったのが2作目です。でもね~。なかなかおもしろかったですよ。 母の不義の結果、医者の父にうとまれながら育ったグレースは、実の父のために秘密組織に父を逃がすお金を払った…

月影のレクイエム

ダイナ・マコールとしては古い話のようで、シャロン・サラ風だそうです。・・・ 思いがけなく楽しくよめました 長く癌を患っていた祖母がなくなった。亡くなる寸前、祖母はキャサリンの本当の家族の話をする。事実に驚愕し、祖母を失って呆然としていたキャ…

真夜中の誘惑

「真夜中の男」の続き、として即買いしましたが・・・・ 幼いころから病弱で入退院を繰り返し、挙句の果てに大富豪である両親の財産をねらった誘拐犯に誘拐され危ないところを助けられたことがあるクレアは、やっと健康になりまともな暮らしを楽しんでいた。…

真夜中の男

衝撃的でしたねえ~。なにかの書評でみて、走ってかいに行きました。ここまで書いちゃうかい!ってなホットさにやられました インテリアデザイナーをしているスザンヌは祖父から引き継いだ工場跡地を住居兼オフィスに改装し、今は新しい借主の面接をしている…

危険な公爵を夫にする方法

なかなか。なかなか。おもしろかたですね。結婚するまではトントン拍子。そこからが勝負! 伯爵を父にもち、子爵を継父にもつ裕福な貴族の娘エヴァ・フェアチャイルドは社交界にデビューしてから3年たっても結婚せず、妹やいとことともに気楽な暮らしを楽し…

暁の予知夢

ビバリー・バートンといえば、ハーレクインの「狼たちの休息」が有名なのでしょうが、私はそれ以外の単品ででているほうが好きですね。南部っぽいくんずほぐれずの色情っぽい人間もようが大好きです。そういう意味では、今回のは結構清い人間関係な気もしま…

恋のたくらみは公爵と

ブリジャートン・シリーズの1作目ですね。翻訳は2冊目ですがもともとはこっちが本当に1作目。ややこしいですね。 ヘイスティングス公爵であるサイモンは、幼いころに母を亡くし吃音がひどいことから父にも相手にされず乳母に愛情をそそがれて育った。大人に…

塔に囚われた花嫁

獅子の女神 http://blog.hatena.ne.jp/fMIMI/fmimi.hatenablog.com/edit?entry=6653586347146243339 に続くグラハム一族シリーズの2作目になります。今回の話は気にいったので、どこまで続いているのかとおもったら、7作目までが出版されてるようです。全部…

あなたを夢みて

リサ・クレイパスの古典?なのでしょうか、彼女の初期の作品でとても有名なヒーローデレクの登場です。PBでも持っているので、再読な訳ですが、やはりアンチヒーロー的な魅力は特異な存在に映りましたね。ストーリーは、どちらかというと少女漫画ちっくな…

すべての夜は長く

久し振りのジェイン・アン・クレンツ。好きなんだけど、たまにどーしても受け入れなれない話もあって躊躇しましたが、今回のは大丈夫。!相変わらずの変人すれすれのヒーローですが、今回はよかった! 17年前に両親の心中事件を発見したことにより故郷を離れ…

子爵の口づけに目覚めて

フローラ文庫ですが、なんだかヒストリカルは面白いですね。コンテンポラリーは、ちょっと・・な作品が続いていただけに、今回のは期待以上に面白かったです ウェイクフィールド領の新しい領主ジョンは、財政の立て直しのために領地内にただですんでいる者た…

奪われたキス

amazon.comでは1997の一押しヒストリカル・ロマンスだったそうですが、私的にはまあまあでした。 子爵の娘リリスは今年社交界にデビューしたばかりだが、黒髪にグリーンの美しい容姿のリリスに何人もの殿方が求婚するが、リリスはほとんど相手にせずその冷た…

霧の宮殿と真珠の約束

前作 異国の子爵と月の令嬢もおもしろかったので、楽しみにしてました。クリスティーナ・ドッドといえば「ロスト・テキサス・シリーズ」もでてますが、しっかりした人物描写やおちゃめなエピソード、愛情あふれる脇役っぷりは顕在で、読んでて楽しくなってき…

この想いはただ苦しくて

勢いにのってスーザン・ブロックマンの新刊に手を出しました。まあ、勢い・・・だけかな。。あとがきにもありましたが、TSシリーズ以前の作品のようで、薄いし、なんだか中途半端にハーレクインっぽい部分もあり、昨今のブロックマンからすると物足りないよ…

夜明けが来るまで見られている

ひさしぶりに、トラブル・シューター以外のスーザン・ブロックマンです。でも、なんかセクシーでハンサムで、少し人生に疲れた男健在! ケイトはセクシーな姿をしながらも、文房具メーカーのCEOをして会社復興を成功させた実績のあるキャリアウーマン。自身…

追憶の重さ

裕福だった父が亡くなり、遺言の内容が明かされた。大嫌いな父のビジネス・パートナーのペリーと結婚して子供をもうけることが条件だった。ジェシカは常に無条件では愛してくれなかった父に傷つきながらも、遺産を放棄することを決める。しかし、ペリーはな…

真夜中の天使

これは買ってよかった!まさしく美女と野獣なんでしょうけれど。。。 アレグラ・エニスはアイルランド音楽の歌手だったが、数か月前の事件のあと、脳の中にできた内出血が原因で失明状態になっていた。前作でバドが負傷した事件の夜、アレグラは会場で歌を披…

野に咲く白薔薇

キャヴェンディッシュ家のお話です キャヴェンディッシュ家3男トーマスは動物たちにはやさしい寡黙な男。父親からは馬鹿のように扱われているが、実は内気でデリケートな心と聡明な頭脳を2人の意地悪のすぎる兄やまわりの人間から隠す仮の姿だった。先代の王…

情熱のとりこ

ミシェル・リードの愛人系の話は好きですねえ。 浮気癖とリセット引っ越しを繰り替えす両親に育てられたジェンマは、安定した職と生活を望む堅実は女性に成長した。今は秘書をしながら友人とシェアするアパートで暮らしている。美人で性格もよいジェンマは女…

囚われの恋人--ジュリアン

以前、B・A・Dシリーズがでてたなぁ~と思い、安直にその続きかとおもってましたが、全然ちがって、がっかり。結構おもしろかったのですが、読んでいて、都合のいいパラノーマルは自分が苦手なことに気づきました。。トホホ 勇気をもっていどんだ初体験が…