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孤独という名の仮面

ついつい読んじゃう作家さんです。

夏休みでバンクーバーの画廊でステンドグラスの商談をしていたアンジーのところに、義理の弟といってよいデリーが怪我をしたとの電話が入る。電話の主はホーク、デリーの土地を買うためにやってきた元レーサーの実業家だ。ハンサムで高圧的、そして冷たい瞳を持つホークはデリーの土地を見るためにしばらくデリーとアンジーが夏休みを過ごすバンクーバー島の家に滞在することになった。
そこから船にのり、回りを調査して、イーグル・ヘッドが大枚に値するものか見極めようとするかのように。。
そして、ホークの冷たい瞳はアンジーにも向けられ、すべての女を見下し軽蔑するかのように見られる。気分を害されながらも、デリーの兄である婚約者を失ってから初めて、ホークにときめきを覚えるアンジーは。。

 
とにかく、ホークの思い込みがひどくって、半分まで読むのがつらかったです。
そこまで凝り固まるほどの偏った生き方をする人もめずらしい、いえいえお話の中でも珍しい方だと思います。でもそこはエンジェルの名ももち、これまでも自らの地獄を生き抜いてきたアンジーだから、ホークの憎しみも愛に餓えた乾きもすべてひっくるめて、受け止めてあげちゃうわけです。
女性は強い!

後半のホークは、言葉や態度の一部はまだかたくなですが、ローウェル・ヒーローらしく包容力あり、さりげない優しさと保護欲の塊になっていて、ほほえましかったです。
そしてラストのハッピーエンドは、ハーレクインらしい(私のイメージですが)甘い終わりかたで満足です。現実ならあのまま戻ってこないかもしれないでしょうからね。