キス・キス・キス サプライズパーティの夜に

シャノン・マッケナを中心に新しい作家さんがはいったり、以前もでてきた作家さんもでてきたり。
短い話の中で以下に無理なく恋の情熱は出せるか、勝負ですが、今回はエイミー・ガーヴェイの話が結構いけてました。

<<秘密>>
おばの遺産で家を相続した写真家のマッケンジーは、納屋をスタジオに改装するために業者を雇います。当日やってきたのは大工のイメージとは程遠くセクシーでかっこいいレオでした。1歩ひきながらもやさしいレオに魅かれていき、レオの客とは寝ない。。というポリシーにそった抵抗も空しく恋人同士になります。
しかし、レオには誰にも明かせない秘密があって。。。
ヒロインがマッケンジーといって、活かした名前に戸惑いましたが、結構サバサバした性格でいいかんじでした。

<<見知らぬ恋人>>
あらすじ省略
よくヒロインが記憶喪失になる話はあるけど、ヒーローが記憶喪失・・・というのは、珍しいのかな?
気持ちはわかるのですが、いまいち好きになれず。

<<サプライズ・パーティの夜に>>
マッサージセラピストとして働くテスの夢は、いつか独立して自分のサロンを開くこと。だから最近店に通ってテスをしょっちゅう食事に誘うハンサムなジョーナの誘いも断ってきた。でも、今回ショーナの別荘でのパーティへの出張マッサージの報酬は破格!この報酬なら独立への夢に一気に近づける!と別荘にやってきたテスだが。。。
相変わらずのヒロインへのどっぶりした入れ込み具合は素晴らしい限りです。
見事にメロメロ。ここまで思われてみたい!って思えるって、素晴らしいですね。
実際にはお互いに傷つきやすい面もあり、一夜の恋人からお互いの悩み、痛みのわかる恋人同士への移行がすっきり書いてあって、なかなかよかったですよ。

でも、個人的にはマッケナは長編のがおもしろい!ような気もします