メアリー・ジョー・パトニー

虹のかけらを抱きしめて

駄天使シリーズです。楽園は嵐の果てにで登場し、鬼神のようになっていたマイケルの登場です。 マイケル・ケニヨン卿は、ワーテルローの戦いで瀕死の重傷を負うが、なんとか一命をとりとめた。マイケルが運びこまれた医療所には、親身になって面倒をてくれる…

金色の巫女に捧ぐ

いつもただのロマンスではない作品のメアリー ジョー パトニーですが、これまでの翻訳作と比べると、結構ふつう。でも、ヒロインとヒーローの心情的な動きが細やかに描かれていて、とてものめりこんでよめて楽しかったです。そういう意味では、やはりメアリ…

今宵、魔法をかけて

この人の話は、手が込んでる! 今回も楽しませていただきました。 魔導師の娘ながら魔力のないグウィンは、若い世代で1、2を争うほどの強力な魔導師バリスター卿と出会い、混乱と魅力を感じながらも、彼の強力すぎる魔力をおそれ距離を置こうとするが、一…

風に乗ってダンスを

堕天使たちシリーズ2作目です。クールで覚めたルシアンが、恋のおちていく過程がよい! 19世紀ロンドン。ストラスモア伯爵であるルシアンは、英国の諜報活動に携わっていた。仏国のスパイを見つけ出すため、快楽的な儀式を楽しむヘリオンズ・クラブの会員に…

楽園は嵐の果てに

前作もとても面白かったのですが、この作品の方がおもしろかった!歴史的な逸話を織り交ぜながら、主人公2人の心の成長を細かく表現し、回りの人々の生活も生き生きと描いていて、現実の中の夢ものがたり的に思える部分が、とても気に入りました。 19世紀の…

放蕩者に魅せられて

素晴らしい作品でした!ヒーローが人間味あふれてて魅力的!ヒロインも元お姫様と思えないくらいの苦労人。ロマンスもいいけどこの2人の友人としてのかかわりあい方も、とてもよいです。この作家さん、とても気に入りました。 放蕩者でアルコール中毒であり…