復讐の瞳

大好きなカレン・ローズの新作、愛の炎が消せなくて。。を読もうとしたのですが、

あれ、この人って。・。・と思いだせず、復讐の瞳を再読しました。

 

カレン・ローズの本は、登場人物がつながっている話と完全に別れた話が混ざっていて、単品だと関連がよくわからないものもあります。

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放蕩者の長い恋

かなり現実的で厳しい話でした。
おもしろかったけどね

ケタリング伯爵ジュリアンの4人の妹の幼馴染で、小娘のころから知っているクラウディアは、美しく成長し、ある舞踏会でジュリアンは恋に落ちた。しかし同じ晩、親友フィリップ彼女に求愛し、ジュリアンは友情のために想いを封印する。だが、その後フィリップが自堕落な生活を送り、自分を滅ぼし、最後には決闘で命を落としてしまうと、ジュリアンは自らを責めずにはいられなかった。
クラウディアへの愛は変わらず、時間がたっても薄れようとしない。フィリップへの罪悪感も、依然あり、ジュリアンはそれまでよりも放蕩な生活に逃げるようになった。
そんな乱れた生活の影には、愛する両親を失い、大事に守っていた妹をも亡くした、心の痛みがあったのだった。
避けても巡り合う2人は、ついに。。。。

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虹のかけらを抱きしめて

駄天使シリーズです。
楽園は嵐の果てにで登場し、鬼神のようになっていたマイケルの登場です。

マイケル・ケニヨン卿は、ワーテルローの戦いで瀕死の重傷を負うが、なんとか一命をとりとめた。マイケルが運びこまれた医療所には、親身になって面倒をてくれる看護師がいたのだ。命を救ってくれた美貌の従軍看護師キャサリン・メルボーンに、強烈な愛情を感じるが、彼女は将校の妻だった。かつて人妻を愛し、人生を狂わせた過去を持つマイケルは、彼女の夫婦生活の破綻を知っても、その心を封印する。一方、自分のある欠陥に怯えるキャサリンは、苦い結婚から解放されても、彼を愛する気持ちをひた隠す。そこへ運命が、財産と地位、娘のための遺産をもたらすことに。かつての治療とその後のマイケルを世話したお礼に、といつでも助けが必要な場合は、マイケルのところにくるようにいわれていたキャサリンは、断られることも覚悟の上、マイケルを訪問するのだが。。。。

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心のベールに触れられて

モンローのヒストリカルは初めてでしたが、いきのいいヒロインで、ヒロインにメロメロのヒーローの関係はよかったです。

23歳のシーラは自由に育てられ、レディとしてより人として成長し、亡母の知合いが経営する海運会社の経営を手伝い自由を謳歌する日々を送っていた。だが、伯爵夫人であったシーラの母は夫の伯爵から不貞の汚名を着せられた上さらにむごい仕打ちを受けていた。耐えかねた母はロンドンを離れ西インド諸島へやって来たが程なく熱病に罹り世を去る。母の過去から結婚に複雑な思いを抱くシーラ。そんな彼女が尊大だが魅力的なドレイクという男性と出会い、ふたりは強烈に惹かれ合う。だが、ドレイクも複雑な過去があって。。。

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ローズ・ガーデンをきみに

読み始めてから、あのシリーズの続編だとしって、えええ!!とうれしい悲鳴。

愛する人と一緒に年をとり、子供を育てることを夢見る貴族の令嬢エレノアはイタリアのプリンスから求愛されていた。2年前の絆を感じた相手のとの婚約、そして裏切りによる婚約破棄から、今度こそは愛することができる人と結婚しようと決意するエレノアだった。イタリアのプリンスには前の婚約者ディモンほどの絆は感じなかったが、愛ある生活を期待できるような人物と思っていた。

そんなエレノアの前に元婚約デイモンが二年ぶりに姿を現し、プリンスの求愛を受けるなと警告する。現れてはエレノアを助けたり、プリンスとの中を邪魔する不可解なデイモンの態度に心を乱されながらも、プリンスとの関係を深めようとするエレノア。デイモンはあげくのはてに、エレノアを誘惑してこう言い放つ。「きみは私と結婚すべきだと思う。」と。

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三十日の恋人契約

SMがテーマですが、良かったです。
こういうきわどいけど、純愛っぽい作品、増えてくれるといいですね。

通常は企業アナリストとして多忙な日々を送りながら、L.AのSMクラブで女王様役を演じるローアンは、最近プレイに違和感を感じていた。奴隷とプレイしても満足を得られない。そんなある日、新人会員で彫刻家のクリスチャンと出会い、一目でひきつけれるが、クリスチャンもご主人様の役。。2人は決して交わることのないタイプのはずだったが、ローアンの隠れたMを見抜いたクリスチャンは、30日間のセックス抜きの関係を持ちかけるのだが。。。

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彼を誘惑する方法

前作の余韻で一気に読んじゃいました。
バンクスのデビュー作だそうですが、天然ばりのヒロインの純粋さは健在で、
シンプルな話ながら、なかなか良かったです。

ずっと想い続けてきたサイモンが、彼女と別れて落ち込んでいた夜、慰めているうちに抱きすくめられたトニは、やっと自分の思いが通じた!と思った。これから自分たちは恋人になるのだ!と思って、天にも昇る気持ちだった。サイモンが起きてきて、昨夜の出来事を何一つ覚えていないとわかるまでは。。。
そして妊娠が分かってさらに窮地に追い込まれた。大好きなサイモンの子供!でも独身で、兄と兄の親友(含むサイモン)2人と暮らす家でどうやって子供をうむというの?しかも小さな町で、みんなが噂するのに。。。
とりあえず、家をでよう!と決心したトニだが、運命は何ひとつ彼女の思うようには進まなくって。。。

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君を想って燃え上がる

パラノーマルが多いですねえ。。
これもヴァンパイアものです。
でも一風変った、薬で日光・ニンニク・銀アレルギーを克服して、日中対でも活動できるヴァンパイアです。

祖父の経営する警備会社に突然雇われたアレック・レイナードを警戒しながら魅かれるドミニ。
彼には何かしらの絆を感じた。そしてここ最近、予知能力が再び強くなってきている。また、ヴァンパイアの出てくる夢をよく見る。何かしらの方向性を示している手がかりの中で、ドミニの親友、ホリーの警護中にドミニが負傷する。手際よくドミニを助け出したアレックは、自身の家でドミニを介護するのだが。。。

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花嫁に雪は舞い降りて

ロンドン一のハンサムであり、冷静沈着、常に取り乱すことがないと言われたグレガー・マクリーンは、いらだちと焦りのあまり、吹雪を呼び寄せていた。弟たちの雨とは異なり、自己抑制がきいたはずのグレガーが雪を降らせることができるのだ。いらだち、あせり。幼馴染のベネチアが若い貴族の罠にはまり、つれさられたのだ。
吹雪のせいで宿で立ち往生していたベネチアたちを見つけた時は、安堵し、これでベネチアの評判は守れたと安心したグレガーだったが、予想外の吹雪により宿に閉じ込められるうちに、次々と客がやってきて、ベネチアと知り合ってしまう。しかも全員がロンドンにやってくる可能性がある。あせるグレガー。だが、当の本人はせっせと人助けとして、いろいろな人と話して、助言を与えるのだが。。。

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侯爵と仮面舞踏会の花嫁

前作も面白かったこのシリーズ、2作目も期待を裏切らない内容でした。

1883年ロンドン。英国貴族の夫を求め、姉に続いて大西洋を渡ったクララ・ウィルソンは、社交界デビューを焦るあまり、過っていかがわしい仮面舞踏会に迷いこんでしまった。
そこで、長い金髪が魅力的なロードン侯爵シーガー・ウルフと出会う。彼に魅了されたクララは
その舞踏会から追い払らわれたあとも彼と会いたいクララは、公爵夫人となった姉に頼みこみ、ふたたび仮面舞踏会に乗りこむのだが。。。。

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