願いごとをひとつだけ

非常に満足です。
ローリ・フォスター以上に、最初から最後までしかも何の葛藤もなく、まるごとごっくんとヒロインにメロメロなヒーローをかける人はいない!(はず)っていいたいくらい。
自分のコンプレックスごと、そして他人に隠したい部分もひっくるめて、愛してくれる人なんて。。
これこそまさにファンタジーです。

平日は不動産会社で働き、週末は画廊を経営するメイ。アル中ですべてを他人のせいにする母、あらゆる女にいいより、家族なんかそっちのけの父。アル中でギャンブラーですべて他人のせいにして、怠け者でわがままな弟ティム。そんな家族のしわ寄せは必ずメイのところに集まってくる。誰に感謝されるわけでもないのに。
でも、SBCのヒーローにしてハリウッドでも成功したスター・ジュードだけはメイのせせこましい暮らしのなかで星のようだった。男っぽいハンサムで、強気で、スターとしての光輝くものもちながら、気取らない人柄。まさに、理想。彼が現れるたびに、ティーンエイジャーのようにどぎまぎしてあつくなってしまうのも仕方ない。そんなジュードに食事に誘われても、行きたい気持ちを押し殺して世界が違うと自分をなっとくさせいたメイ。しかし、ある日の画廊での展覧会のあと、弟が怪しげな暴行をうけたことからすべてが変わっていってしまって・・・

 
ホット?なのかな~
でも、それ以上になにもかも受け入れられるメイに同化して読むと、とても癒されます
なんか、できすぎのような話でお伽話のようだけどね、そこがよいんだよねえ~
すっごく楽しみました!!