涙の色はうつろいで

今回のはH/Hがアグレッシブで、読んでて疲れました。

裕福な貴族令嬢のはずだったエリザベス、愛称チョ-ンシーは父の死とともに、すべての財産を失っていた。アメリカの富豪ディレイニー・サクストンの卑劣なだましによって、父はすべての財産を失ったのだ。強欲でけちな親戚に虐げられながら、強気に希望を失わずに過ごしていたチョーンシーに、名付け親の莫大な財産が相続されたのは、チョーンシーが21歳になったとき。
それまでの不自由な暮らしの結果、チョーンシーは自分自身の自由を失うような結婚はしないと誓う。そして誰かに黙れないような英知を得るために、必死に勉強するのだった。
その最終目的は、憎き父の敵、ディレイニー・サクストンへの復讐だった。

 


コールターらしい頭の良くて行動力のあるヒロインですよね。
ヒーローもかっこいいんだけど、2人のがちんこ勝負がすごくって。
とくにチョーンシーの身元がディレイニーにばれてからは、愛情深い分、憎さも百倍って感じでしょうか。ディレイニーの冷たさが徹底してて、面白いんだけど読見続けるのがつらくなりました。