囚われの姫君と偽りの騎士

お初作家さんですが、面白かったです。

15世紀のイングランド。両親を亡くしたエリザベスは広大な伯爵領をひとりで治めていた。しかし、爵位と財産を狙い、彼女との結婚を目論むバナスター子爵が城を占領してしまった。塔に幽閉されそうになったエリザベスはとっさに侍女のアンと入れ替わって難を逃れるがそんな中、怪我をしたふたりの旅人が城にやってきた。そのうちのひとりこそが、彼女を救おうと身分を隠してやってきた婚約者のジョンだった。

 
とまあ、ありがちなで出してですが、
兄とことごとく比較され、自分に自信がない男性ジョンと、自立を重んじ、夫の付属品になる気はないエリザベスはまさしく運命のカップル!とにかくジョンがお気に入り。自身あふれた男性もよいですが、こういう自信のないタイプもよいかも。。。
2人を支える脇役のアンもフィリップもよくできた2人で拍手もの!
なかなか気にいりましたよ!