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狼と鳩

ぐー!です。

11世紀、ノルマン軍の侵攻を受けたダーケンウォルドでは、領主の娘エイスリンがその美しさゆえに父を殺した敵・ラグノールにレイプされてしまう。その後、領民とともに奴隷にされたエイスリン。そしてノルマン人の新しい領主となったウルフガーの目にとまり、ウルフガーの愛人として生活することを余儀なくされる。冷酷なノルマン人と思われたウルフガーだったが、ふとした気配りや補助の手はやさしく、いつしかエイスリンはウルフガーに魅かれていくが、幼いころから不義の子として侮辱されてきたウルフガーは女性を信用しない男だった。

 この11世紀前後の混沌とした時代が大好きです。
男も女も荒々しく活力がありますよね。
今回のヒーロー、ヒロインもものすごく活力がある。
エイスリンの境遇を読むとかなり不幸ですが、出会った相手がウルフガーでよかったよなあ、と思います。ラグノールあたりが領主になっていたら、あっという間に話も終わっていましたよね。
ウルフガーの女性不信、女性嫌いのようなところがあって、エイスリンにやさしくしてもすぐに突き放すようなところがあり、まあ、それが読んでいるとエイスリンがかわいそうでたまらなくいいのですがね。
後半にいくにつれ、じょじょに心を開き、最後のエイスリンへの愛の告白の台詞は、美しい!の一言に尽きます。

何度読んでも味わいのあるウッディッス作品。大好きですね。
他の作品もぜひ、翻訳をお願いします!