ミモザの園

超能力を持って生まれたが故の苦しみと悲しみを抱えたヒロインのお話でした。

予知・透視能力を持つローレルは、超能力を否定する父と自分を気味悪く思っている自分を取り巻く人々にうんざりしていた。そしてここ数か月、必ず夢で逢う恋人との逢瀬のリアルさもあって、自分の現在の不安を持ち始めていた。そこへ、祖母が亡くなり、家や土地のすべてを自分に残していたことを知り、急遽祖母の家のあるルイジアナ州に引っ越すことを決める。
祖母の家の近くまでやってきたローレルは偶然から祖母が透視の能力を用いて、村の人々の暮らしを助け、尊敬を集めていたことを知る。
そしてある事件をきっかけにローレル自身の能力も祖母に劣らぬことを証明し、村人から尊敬を集める。その事件の行方不明の女の子の叔父として現れた人物こそ、数か月前からローレルの夢に現れ愛を交わしていた男性だった。偶然の出合いに衝撃を受け、喜びながらも少し恐れる二人。
古い屋敷に残る霊の存在、ローレルの先祖の失踪の謎、ローレルの父がかかわる事件の波紋。いろいろな要因が絡みあい、すべてがミモザの園に向かって集まり始めるが。。。。

 


結構よくまとまってるとは思うのですが、
いつもほどののめりこみ度、共感度を味わうことなく終わりました。
ヒーロー、ヒロインともほどほどに魅力的で、ほどほどの域を脱せず、でした