わがままな求婚者

おもしろかったです!
前作もよかったけど、今作ですっかりディのファンになりました。
型にはまっているようで、かなり自由奔放なキャラたち。
とにかくヒロインにメロメロで、欠点もありながらすべて傾けてくれるヒーロー。
美しく官能的で目の覚めるような美女でありながら、過去の前夫の裏切りに深く傷つき、二度と男性を愛さないように慎重に生きている繊細で乙女チックなヒロイン。
ヒロインの兄リスは自分の恋愛を楽しみながらも、表面とはちがう妹の本心をジェラードに知らせるじゅうような役どころ!そしてそして!ジェラードの母は、あの手この手でジェラードたちを離婚させようと画策していきます。そのせいで2人の絆が深まっているとも知らずに。。。

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真夜中の復讐

待ってました、真夜中シリーズ。。でしたが。

ヒーローは元スナイパーでピアスだらけの大男。

ヒロインは絵の先生のローレン。この組み合わせはいいんだけど、ローレンの敵が恐ろしげにいわれているのに、あまりにあっさり話が終わってしまうので、本当にそんなにこわかったのか?という疑問が残ってしまうところ。

ロマンス先行になってしまいすぎたところが残念な気がしました。

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この愛を諦め

以前のMIRA文庫は、ハーレクインの再販やパッとしない作品が多かったイメージですが、最近頑張っているイメージが強いです。

という中で、たぶんハーレクイン再販ですが、つらい人生の果ての幸せ、という感じでよかったです。

 

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眠れずにいる夜は

リサ・マリー・ライスのエロさは控えめで、
人と人とのかかわり重視?のような作品で、新鮮でした。
2人が生きて一緒になれて、本当によかった。

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遥か栄華をはなれて

ノーラ・ロバーツ大好きです!
だからキャラと話がよくなければ、さっさとやめようと思って読んだのですが、
おもしろかった~。いい裏切られ方です。
幽霊?真犯人?ヒロインの葛藤、成長、ヒーローの包容力、とおいしいところを抑えてますね。

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ドーバーの白い崖の彼方に

夢中で読みました。
軽い感じのスパイものとは全くことなる、命をかけたスパイ同士のお話です。
歴史好きなこともあり、面白かったです。

5か月前の負傷のせいで視力を亡くしたアニークは同じフランスのスパイ、ルブランにとらえられ、拷問にかけられようとしていた。同じ牢獄にはイギリス人ス パイたちもとらえられていて、その中のグレイには今まで感じたことのない安らぎと親しみを感じていた。アニークの活躍により3人は逃亡に成功したが、グレ イはアニークをとらえて離さない。何としてもとらえられるわけにはいかないアニークだったが、冷たくでも熱くアニークをとらえるグレイに心を揺さぶられる 日々だった。ある日、ルブランの追ってが迫ってきたどさくさにアニークはグレイの元から逃げ出すだが。。。。

アニークがとにかく良かったです。
いろいろなつらい思いをしてきても、過去を振り返り後悔することもなく、ひそかな妄想や想像をするだけで自分の未来に希望を持とうとけなげに生きる、アニークにはとても魅かれました。
母と恩師を相次いで亡くしたこともあり、孤独な影をまとう、優秀なスパイ・アニーク。
そんな彼女に魅かれ、敵で追いつめなければならないという義務を意識しながらも、彼女が自分のものだと主張し守ろうとするグレイ。彼らの駆け引きは男と女であり、敵であり、捕獲者と捕獲されるものであることを感じさせて、絶妙なゲーム感覚を楽しませてくれました。
アニークの切なさ。グレイの覚悟。
最後にハッピーエンドを迎えることができた2人をみて、これがロマンス小説でよかったなぁ~と思いましたよ。
どちらかが亡くなっていたら、非常に悲しい話になっていたでしょうからね。。

続編もあるようなので、楽しみです。