眠れずにいる夜は

リサ・マリー・ライスのエロさは控えめで、
人と人とのかかわり重視?のような作品で、新鮮でした。
2人が生きて一緒になれて、本当によかった。

 パリ留学の夢を捨てて故郷に戻り、図書館司書をつとめるチャリティ。
彼女の気晴らしは、最近引っ越してきたロシアの小説家ワシーリィと交わす文学や音楽の話だった。
そんなある日、図書館に投資先の資料を求めて、ひとりの魅力的な男性が現われた。
荒々しくも繊細なニックにチャリティはたちまち心を奪われ、その夜に結ばれる。
しかし彼女の前に現われたふたりの男、ニックとワシーリィはそれぞれに危険すぎる秘密を抱えていた……。

ニックの目に映るチャリティってば天使のよう。要するに一目ぼれ?ニックにとっては完璧な女性像なわけです。
2人の関係の展開は早いけど、ソウルメイトのような2人だから、妙に納得。
でもその分、別れの(嘘でも)場面はつらかった、
チャリティはしんちゃうかも!とも思いましたよ。

世間ではアイスマンで通る男も、一生に一度の恋をすると情熱野郎になってしまうんですね。
そこがつぼにはまりました。
ぞっこんヒーローは大好きです。
今回も楽しませていただきました。