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伯爵の花嫁の無垢なあやまち

シリーズ1作目

最初読んだ時は、わがままなヒロインだなーと思いましたが、何度か読むうちに、ヒロインにはヒロインの理由があっての行動だったんだな、と納得。

むしろ、自分の行動の後始末ができる、すてきな存在に思えてきました。

大好きなシリーズです。

17歳のクレアは花婿になるウェストクリフが怖かった。幼馴染とはいえ、年も近くきやすいスティーブンと違って、一緒に遊んだ覚えもなくいつも離れて自分たちを見守っていた大人のウェストクリフは全くの他人で。。少しでも夫と過ごして妻の務めを始める時間を遅らせたくてスティーブンにお願いした。

決して、スティーブンとウエストクリフの仲を悪くしようとか、そんなことは思ってもいなかったけれど、初夜に弟と花嫁の抱き合う姿を見せられたウェストクリフは激怒し、スティーブンと絶縁し、クレアのことも田舎の屋敷においたきり3年間ほっておいている状態。

 

20歳になったクレアは、妹の社交界デビューを1つのチャンスと思っていた。

ロンドンにき、夫と向き合い、許しをこい、夫婦生活をはじめ、子を設ける。

激怒している夫との対決は怖いけれど、自分の人生のために。クレアは勇気を振り絞ってロンドンへ。。

 

なかなか複雑なヒーローでした。

ヒーローの母親は、幼くして前ウェストクリフに嫁ぎ、出産したが冷たい夫に愛想をつかし、別の恋人をつくってスティーブンを生み、前ウェストクリフ亡きあとは公爵に嫁ぎ、もう一人生んで。。とすごい人。また今も10歳以上も若い恋人がいるのもまたすごい。

ウェストクリフにしてみれば母からの愛もまともに受けていないので、温かい家庭が築きたくて、幼いころから笑顔がかわいく、家庭敵なクレアが大好きだったのに。。。

ロンドンで一定の距離をおいていても、再度惹かれていってしまうウェストクリフ。一度は和解も再度誤解による別離。。そしてクレアの命の危機に、本当に大切なものに気づくウェストクリフ。

気づいてよかったよね。今までの孤独を忘れて幸せになってほしいカップルでした。