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ローズ・ガーデンをきみに

ニコール ジョーダン ロマンス

読み始めてから、あのシリーズの続編だとしって、えええ!!とうれしい悲鳴。

愛する人と一緒に年をとり、子供を育てることを夢見る貴族の令嬢エレノアはイタリアのプリンスから求愛されていた。2年前の絆を感じた相手のとの婚約、そして裏切りによる婚約破棄から、今度こそは愛することができる人と結婚しようと決意するエレノアだった。イタリアのプリンスには前の婚約者ディモンほどの絆は感じなかったが、愛ある生活を期待できるような人物と思っていた。

そんなエレノアの前に元婚約デイモンが二年ぶりに姿を現し、プリンスの求愛を受けるなと警告する。現れてはエレノアを助けたり、プリンスとの中を邪魔する不可解なデイモンの態度に心を乱されながらも、プリンスとの関係を深めようとするエレノア。デイモンはあげくのはてに、エレノアを誘惑してこう言い放つ。「きみは私と結婚すべきだと思う。」と。

 エレノアは女性にしておくのがもったいないほど、しっかりした女性でした。

自分が求愛を受けるのは伯爵の妹であり、裕福な遺産相続人であることを自覚し、愛ある生活をつかみ取るために妥協は許さない態度です。感情的になる女性が多い時代、多少のトラブル(突然の結婚なのに、ディモンは愛してくれてないことや夫が愛人に再開しにいったこと。多少かなあ。。)や問題も取り乱さずに、物事の本質を見れる女性だと思いました。特に突然の結婚の後、ファニーのもとにいって、絶対にディモンに自分を愛させるために作略を練ったり、夫が愛人のところにいったら追いかけていって、事情を聴いたり。。。行動力ありすぎです。
こんなすごい女性で、さらに絆を感じていたのに、怖気づいて手放すなんて、ディモンはばかですね。さらに、だれかに取られそうになってほっとけなくて、自分の庇護下におこうとする行動も、ディモンの中ではつじつまはあうのでしょうが、エレノアにとっては、いい迷惑だと思いました。
でも、双子の兄を亡くしたことから、結核患者救済のために、人知れず尽力してきたディモンはえらいと思いました。エレノアとの婚約破棄後は、生きている実感もなく、たた義務感だけで生きていた。。そんな風に自分を律することもすごい!そのくせ世間には放蕩者と思われるのも、尋常じゃないでしょう。
そんなディモンですから、数少ない友人や執事も大した人物で、その方々からかたられるディモン姿を想うと、口下手なのに一生懸命やる男性像が見えてきます。
こういうディモンを手放さすに、暖かく包み込んだエレノアはえらい!
つらい思いも、周り道もしたけれど、2人が幸せになってくれてよかったです。

これままでのシリーズとは違う感じでしたが、とても楽しめました。
ジョーダンは良いですね!じっくりしっとり楽しめます。