永遠を紡ぐ家

マッケトリック・シリーズです!嬉しい!
幸運が瞬く星でシエラが話していたあのことです。
過去と現在を行ったり来たりでしたがまとまっててすぐに読んじゃいました!
次のマッケトリック・シリーズも翻訳してほしいなあ。。

幼いころの両親の離婚によって父に育てられたシエラは、特定の場所にすみつかず、あちこちを回りながら息子のリアムと2人きりで生きてきた。だが、つい最近、母と異父姉メグと連絡を取り合うようになり、母の出した条件を飲んで、インディアン・ロックにやってきた。

リアムにはぜんそくの発作があり、医療費がかかるのだ。母のイブは医療保険を援助する代わりに、1年間インディアン・ロックに住みことを条件にしたのだ。シエラの心境は複雑だった。
母への思慕と今まで連絡がなかったことへの恨み、本当はひとに頼りたくないプライドと自分の親族と会ってみたい好奇心。そんな心のまま牧場に到着するのだが。。。

 
あたらしい土地でのあたらしい生活と新しい恋に揺れるシエラ。
1919年に夫と亡くし、義弟との生活と息子との生活に揺れるハンナ。子供を思う2人の気持ちが、同じ家の中で交差して、普通では考えられないようなことを引き起こす。
ちょっとSFっぽいけど、でも温かい話で、次は?とせくようによんでしまいました。
やっぱりよいです~。ラエル・ミラーはかなり好きですね。
また、翻訳が続くようなので、うれしい限りです。
次作も待ってます!