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ハイランドの霧の魔法

好きな時代の好きな展開の話。しかもヒロインも強く、ヒーローもたくましく。。とくれば、。。大好きです。

3姉妹で各城を守っていたマクシェイン伯爵の3人娘の末っ子、タムリンは、所要の帰り道にいんぐらインド兵に襲われそうになったところを、彼らの領主シャロン伯爵にすくわれる。彼こそはドラゴンと呼ばれる戦士で、国王エドワードのキングスチャンピオンとして活躍したジュリアンだった。彼との出会いに、タムリンに未来を告げる妖精が一気に騒ぎ出す。
姉の領主を奪い取り今度がタムリンの領主も狙っているジュリアンにどんどん魅かれていくタムリン。腹立たしいながらも、はるか過去との絆を感じる。
対するジュリアンは、かつては血気盛んな優秀な騎士だったが、戦争に明け暮れる日々と弟を失った傷に精神的にもに期待的にも疲労していた。エドワードが期待するほどの働きをできなかったのか、今回のスコットランド訪問は罰則Sとして意味がつよかった。しかし、それでもジュリアンはよかった。懐かしさを感じるこの土地でタムリンと結婚し、家庭を築きたかったのだ。。

 全体的にはおもしろかったです。
タムリンの領主様なのに、とても普通なところや、機嫌によって旦那様の呼び名を変えたり。。。するところがよいかな。
対するジュリアンは、この世の地獄も経験した百戦錬磨の騎士。そのため、疲労しきっています。人生に戦いに。。なので、タムリンと出会う前からタムリンと結婚するつもりではいたけれど、その女性が自分が抗いがたい魅力を感じている女性だとしり、そして自分の情熱を掻き立てる存在であることに喜びを感じます。
とても男くさいヒーローですが、傷つき疲労している姿は、母性本能というか、なんとかしてあげたい!っておもってしまいますね。ジュリアンの兄弟、いとこも素敵だったし、彼らにまつわるエピソードも興味深く読めました。
ただ。。気になったのが、原文そのままっぽい、尻切れトンボな文章があって、細かいことは気にならない私でも、これが誰の言葉?なぜいま?と日本語の流れにそぐわない点があったのが残念です。

あたらしい作家さんですがとても気にいりました。
次作もでるとよいなあ~