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湖畔の城の花嫁

シャーブロック・シリーズ第3弾。ダグラスとライダーの妹、シンジャンがヒロインです。

以前からかなり変わった肝の据わった彼女ですが、当人の結婚もそうそう変わったエピソードです。

そうとう変わってるけど、おもしろいんですよね

あるパーティで見かけた男性に一目ぼれしたシンジャン。耳を大きくしていると、彼コリン・キンロス、スコットランドの伯爵で経済的に苦しい立場で裕福な女性を探しているらしい。チャンスとばかりに自分を売り込むシンジャン。
藁にもすがる思いだったコリンと無事に婚約の約束を済ませ、兄たちに邪魔されるまえに。。でも邪魔され、無鉄砲な行動をとがめられる。でも、コリンを運命の人と決めたシンジャンは、結婚に向けて突き進むが、コリンは何者かに命を狙われていて。。。

 無鉄砲で勢いのあるシンジャン。結婚もやはりそうとうな勢いでした。この時代で一目ぼれ?しかも逆に交際を申し込んで、そんなのあり?って世界です。
コリンは単体では冷静で貫録のあるスコットランド系の美男子ですが、シンジャンと絡むと御しがたいじゃじゃ馬をあの手この手で制するかっこいい王子さまみたい。な気もしてきます。
感情的ですぐにかっとなったり、涙ぐんだり起伏の激しいシンジャンには、これくらいどっかりした旦那さまがお似合いなんでしょうねえ。
しかし、どっかりしすぎていて、この旦那ではシンジャン位のずうずうしさがないとうまくいかなく感じるところもしばしば。叔母あり、小姑あり、連れ子あり、城はぼろぼろしかも旦那は留守と困難を極める結婚ですが、シンジャンはやります!なんだってやって、かたづけていってしまう。
何者からもコリンを守ると決めているシンジャンは、本当にたくましい。

たのしかったですねえ。
アレックスとソフィーの義姉妹はうまくいっているようで、悪阻のひどさでもめたりと女性らしい小競り合いを繰り出すし、それ以外は両カップルとも相変わらずのアツアツぶりでしたけどね。
ダグラス兄にとってずっと手をかけさせられてきたシンジャンの嫁入りは娘を失うみたいな感じだったのかな。とにかく派手に立ち回りましたね。

力を入れて読まずに済むこの手の話は、リラックスできます。
とってもたのしかったです。