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あたなが私を見つけるまで

弁護士のヴィクトリアはある裁判を終え、弟の結婚式に向けて飛行機にのったところだった。後味の悪い裁判。タイレル・ブラウンの妻が7年前の交通事故で意識不明の重体になり、数日後急に目覚め、タイレルにこの痛みを終わらせてくれ、と懇願し、その後生命維持装置をタイレルが外し、妻はなくなったのだったが、裁判では本当に妻は意識を取り戻したのか、タイレルの夢ではないか、と質問をしなければならなかった。当然、タイレルは不快感をしめし、敵意むき出しの目でにらんできた。

母の思惑ほどうまくいかなかった裁判結果で、母に叱られることだけでも気が思いのに、ヴィクトリアの席はタイレルの隣。針のむしろな気分。。

だったはずが、お酒を飲みながら話すタイレルは、もともとの素敵なテキサス人な魅力が全開になり、ヴィトリアも緊張を解き、徐々に惹かれていく自分を認識した。

お酒を飲んで寝てしまったタイレルだったが、目覚めた途端ヴィクトリアへの嫌悪を認識し、冷たくあしらい、飛行機をあとにした。

 

それで2人の運命は別れたはずだったが、タイレルがフランスで会うことになっていたのはヴィクトリアの弟の新婦 イザベルで、イザベルはタイレルとヴィクリアをくっつけようと画策していた。結婚式を無事に終えるために、タイレルとヴィクトリアはいったん仲の良い関係を築こうとするが。。。

 

主役も個性的ですが、周りを固めるキャラもかなり際立っています。

ヴィクトリアは優秀は弁護士でありながら、弁護士という仕事が大嫌い。母の希望にそうようにやってきたのに、いつも母からは叱られてばかり。婚約者にも裏切られ、便りの弟も結婚し、これからどうしよう、、という気分。そして仕事とはいえ、気まずい状態と男性と一緒にいるのは苦痛のはずなのに、でもタイレルには惹かれていく。。という混乱がよくわかる感じでした。

よくわからないのはタイレルの態度。優しかったり、冷たかったり、いろいろ混乱したり、考えたりするのもわかるんだけど、振り回されるヴィクトリアが少しかわいそうになるほど。

 

最後は、ヴィクトリアも自分の道を見つけ輝き出すところが素敵です。

性格まで変わった?というくらい、自分の意思に忠実になってタイレルにも反抗的に。

ヴィクトリアに冷たくされるほぞタイレルは追いかけます。

ジェットコースターばりにあがったりさがったりする話ですが、ま、おもしろかったかな。