きらめく星のように

いいです。

 ” コメディの女王 ” と呼ばれる人気女優ジョージー。しかし、私生活では夫に捨てられ、 ” 悲劇のヒロイン ” としてマスコミに追いまわされていた。ある日、犬猿の仲である元共演者の俳優ブラムと再会し、酔ったはずみでその夜、前後不覚のまま結婚してしまう。翌日、「結婚」という思わぬ事態に動揺するふたりだったが、ジョージーはパパラッチから逃れるチャンスだと思いなおし、多額の謝礼と引き換えに1年契約でその関係を続けるよう持ちかるのだが。。。。

円熟したというか、ベテランというか。傷ついた大人の再生を書かせたら、すごいですよね。
しかもその舞台がハリウッド。出来すぎです。
うますぎて、嘘っぽい。子役で活躍した女優がクリーンなまま大人になった感じ_?
作中、ブリットニーとジョージーを比較したりするくだりが出てきますが、現実にいてもおかしくない感じ。。。
でも、本当の愛を見つけ、いろいろ失敗してもくじけずにお互いの関係を気づいていくあたりは、やはりうまいです。
ほろっときます。周りで静かに愛を深めていく仲間たちもいて、読んでて飽きない。
とても楽しく読むことができました。
この作家さんは、特別ですね!!