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公爵とリトル・ローズ

とてもかわいらしいヒロインのかわいらしい話でした

 ある事情から愛ある結婚を望む伯爵令嬢グレースは、幼馴染でいつも守ってくれたラヴィングトン公爵を訪ね、愛ある結婚ができる相手を選ぶにはどうしたらいいのか、助言をほしい、と懇願する。

ラヴィングトン公爵は、皮肉な思いでグレースに対応する。彼自身、数年前に愛ある相手と結婚し、娘も生まれて幸せの絶頂だったときに、自分が腸チフスになり、家族にもうつってしまい自分は助かったが、妻と娘は助からなかった。それ以降、社交界やグレースを含めこれまで親しかった仲間とも距離を置いて過ごしてきた。愛ある結婚。。それでグレースが幸せになるのなら。。と思い、しぶしぶ手を貸し出すのだが。。

 

きゃしゃで赤毛で気が強く、男にも負けない頭の回転の速さをもつグレース。

どーも、グレースの母=以前スリだけど、今は伯爵夫人?の世代のお話の続きのようで、母の関連した方々がたくさんでてきて、お話を盛り上げます。最初は、相手を探すのを助けてもらうつもりのグレースでしたが、ラヴィングトンと一緒にいるうちに幼いころの恋心がよみがえってきます。ラヴィングトンも口では迷惑だと、といいつつ、グレースを他の誰かに渡すつもりはないような行動を見せだします。

一度傷ついた男性は難しいですね。

 

最後ではグレースが頑なに愛してくれる相手を求める理由も明らかになりますが、この時代、そんなに医療が発達していなかった時代でも、このような処置ができたのか、ちょっと疑問。

ハッピーエンドでよかったのですがね。