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彼を誘惑する方法

マヤ・バンクス ロマンス

前作の余韻で一気に読んじゃいました。
バンクスのデビュー作だそうですが、天然ばりのヒロインの純粋さは健在で、
シンプルな話ながら、なかなか良かったです。

ずっと想い続けてきたサイモンが、彼女と別れて落ち込んでいた夜、慰めているうちに抱きすくめられたトニは、やっと自分の思いが通じた!と思った。これから自分たちは恋人になるのだ!と思って、天にも昇る気持ちだった。サイモンが起きてきて、昨夜の出来事を何一つ覚えていないとわかるまでは。。。
そして妊娠が分かってさらに窮地に追い込まれた。大好きなサイモンの子供!でも独身で、兄と兄の親友(含むサイモン)2人と暮らす家でどうやって子供をうむというの?しかも小さな町で、みんなが噂するのに。。。
とりあえず、家をでよう!と決心したトニだが、運命は何ひとつ彼女の思うようには進まなくって。。。

 トニのひたむきさが切なかったです。
そんなにほれこんじゃうなんて、幸せでもあり不幸だよなあ。。と思う。
そして好きだから真実をうまく伝えられなくって、傷つけてしまった自分のふがいなさなんかもあり、落ち込んで、とんでもないことになってしまうトニ・・・もしもあのまま。。。であれば悲劇ですよねえ。
真実をしってトニを責めまくるサイモンとトニの兄のマットが、トニが瀕死の状態になったときのうろたえようったらら。。。。よく考えて行動しようよ、男ども!って感じです。
A.Jだけは常に中立でトニの見方。こんな彼のスピンオフもあったら面白いのにね。
デビュー作にして、この純真な切なさはお見事!ってかんじです。
ぜひ、この後もバンクス作品を翻訳してってください!
楽しみにしてます。