侯爵と仮面舞踏会の花嫁

前作も面白かったこのシリーズ、2作目も期待を裏切らない内容でした。

1883年ロンドン。英国貴族の夫を求め、姉に続いて大西洋を渡ったクララ・ウィルソンは、社交界デビューを焦るあまり、過っていかがわしい仮面舞踏会に迷いこんでしまった。
そこで、長い金髪が魅力的なロードン侯爵シーガー・ウルフと出会う。彼に魅了されたクララは
その舞踏会から追い払らわれたあとも彼と会いたいクララは、公爵夫人となった姉に頼みこみ、ふたたび仮面舞踏会に乗りこむのだが。。。。

 


お互いにただならぬ絆を感じていた二人。。。結婚までは結構とんとんといきますが、やはり!結婚してからが山あり谷あり。あまり知らない者同士が結婚したあとってかんじでシーガーの家族の扱いで一言物申すクララに冷たくするシーガー。切ないですよね。。信じてもらえないかんじで。しかも、そのシーガーの家族がある目的をもって作略を巡らせてるとなれば、なおのことです。
でもとてもけなげで、自分の結婚をうまくいかせたくって、シーガーのことも大好きなクララは頑張ります。
お姉さんもがんばりやだったけど、クララもがんばり屋ですね。
なかなか楽しく読みました。