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今宵、魔法をかけて

この人の話は、手が込んでる! 今回も楽しませていただきました。

 

魔導師の娘ながら魔力のないグウィンは、若い世代で1、2を争うほどの強力な魔導師バリスター卿と出会い、混乱と魅力を感じながらも、彼の強力すぎる魔力をおそれ距離を置こうとするが、一目でグウィンを自分の運命の相手と見抜いたバリスター卿は巧妙に近づいてくる。
彼の心のこもった対応と求婚に、喜びを感じるグウィンだが、彼のような魔導師には同様に強力な魔導師がふさわしい、魔力のない自分はふさわしくない、と考えていた。
そこへ、敬愛する義理の妹と魔導師の評議会から呼びだしがかかり、今後バリスターが引き起こすであろう大きな混乱から世界を救うためにも彼との結婚を命じられた。
自らの宿命と受取り、バリスターと結婚するのだが、2人の結婚は思いのほかうまくいき、お互いを深く愛するようになる。だが結婚によって魔力を得たグウィンには「裏切り者」とグウィンを呼ぶバリスターの声が聞こえることがたびたびあり、2人の未来に黒い影を落としていた。
そんなある日、恐れていたように戦争の飛び火が2人の領地にもやってきて・・・・

 女性として、魔導師として成長していくグウィンが魅力的です。
女性としてバリスターを愛しながらも、評議会のためバリスターの名誉のためにも、苦渋の決断をしていくグウィン。歯を食いしばってもやり通す彼女は立派だと思いました。