エデンの丘の花嫁

シャーブルック兄弟の中では比較的目立たなかった。。。いうか危険なほどに偏っていたタイセンの話です。かなりおもしろかったです

 

シャーブルックの3男で牧師のタイセンが大叔父の死去により男爵位を相続することになった。即位後領地を見にったタイセンがであったのは燃えるような赤毛の美しい女性、メアリー・ローズ。彼女が幼馴染から結婚を迫られ、虐待やレイプ魔がいのことまで強要されて、逃げ回っていた。
ある日逃亡の途中で川におち、体調を崩したメアリー・ローズをかくまったタイセンは様々な状況から、自分と結婚したほうがよい、とメアリー・ローズを説得する。いろいろな理由で抵抗したが、最後にがイエスと言ってくれたことに、タイセンはこれまでに感じたことのないほどの幸せを感じた。
そして始まった結婚生活は、それまでの規律厳しいタイセンの生活を、朗らかで愛くるしく変えていっった。家族兄弟は喜んだのがら、タイセンの信者たちが別の意見を持っていて。。。

 ストーリーはまあまあですが、キャラはいきていますよねえ。
マギー、マックス、レオの兄弟も最高だし、スコットランドでタイセンやメアリーローズに意地悪する脇キャラたちも最高にらしい性格をしています。そういうところがね、面白くってやめられないですよね。
当時まじめすぎて面白くなかったタイセンの幸せへのお話、とともに、シャーブルック家のみんなはこんなに元気にやってるよ!ってわかってたのしかったです。