その瞳を信じて

ボディガード・シリーズ最後に、あの2人です!
どういう展開になるのかな~と思ってましたが、予想と違ってて、でもそこがまたすごくよくって!
エイミーもダラスもカッコ良くってよかったです。

ダーシー奪回にむかったホロ島でテロリスト達に虐待・強姦されボロボロになったエイミー。ダラスが救助し、パームスプリングについてすぐに何も言わずに姿を消した。
彼女が今後経験するだろう悪夢を思うと、ダラスが悲しく思えた。願わくば、彼女を悪夢から守れる男と一緒になることを願いながら。。自分のように悪夢に取り込まれ、過去の亡霊たちと生きるよりもその方が彼女にふさわしい。
だが、エイミーの失踪はダラスの心に後悔と思慕を残し、しばらくすると兄弟がいやがるような鬱々とした状態になってしまう。今日もまたそんな状態で、早く家に帰って休もうとしていた。そこにエイミーがやってきた。以前よりも健康的になりアザも消え、記憶にあるよりもずっと美しくなった彼女がいた。
エイミーがダラスの顔をみると倒れ込んできた。「ここなら・・やつらに・・みつからない」エイミーがつぶやいたのはその一言だった。
ダラスの心に湧き上がる疑問。それらを無視してエイミーを見送ることはない。
ダラスは臨戦態勢に入った気分だった。

 ちょっと期待してた展開とは違ってました。
もっとエイミーがホロ島での出来事を気に病んでいるかと思いきや、女戦士になっちゃうし。
それを守るよる寄り添いともに戦うダラスってのが、かっこよくって、よかったです。
心に傷をつくるひどい体験をした結果って、ひとそれぞれに受け止め方は違うのだな。。と改めて感じましたね。前作までよりも、幾分トーンダウンしている感じもしますが、シリーズ最後の作品として、良くまとまっていたと思います。