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青い月夜を駆けぬけて

パラノーマルながら、一味ちがうこの作品。
非常におもしろかったです。

夏になると観光客がおとずれ、犯罪率も跳ね上がる町で、ジェシーは警察官をしていた。
通常の男性よりも背が高く、優秀なジェシーは、男と付き合うこともなく、女友達と遊ぶこともなく、ただゆっくりと過ぎていく自分の毎日に満足していた。
男勝り。。。。と人はいうけれど、少ない友人と充実した仕事にジェシーは満足していた。
だが、ある夜フリーウェイで狼を引いたという女性の事故を扱ってから、ジェシーの日常は急変する。
女性は翌日急変して勤め先の小学校で豹変し、事故の手掛かりと思われるトーテムを持って訪問した大学の教授の部屋では、魅かれた狼を追って入った森で出会った男性と再会し、美しい彼に魅了されてしまう。なんてこと!これではまるで、美男と野獣なのに・・・

 
いいですねえ。男まさりで男を必要としない強い女性。
でも、出会ってしまうわけですねえ。運命の男性に。

この話のよいな~と思ったところは、疑わしい状況をいくつも作りながら、うまく裏切ってくれるところかな。最後まで、まさかまさか。。。と思いながらとても楽しく読めました。
H/Hの情熱的なシーンも良いし、お互いにひかれながらも人種の壁やキャリア、いろいろなしがらみがあって積極的になれないことや、もしや。。という気が取れずにいつまでも信用できていないのに、時とともにかけがえのない存在になっていくところが、おもしろかったかな。
あと、ヒロインが決して美人でないようなところ。自分の外見にコンプレックスを持っていて、長身で美しくもなく、でも胸だけは大きい容姿にコンプレックスを持っています。
そんな点もなんだか自然に感じるお話で、とても入りこめて楽しめましたよ

また、この作家さんの作品を読んでみたいですね。