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恋におちた放蕩貴族

きっかけはヒーローのご都合主義な欲望でしたが、夢物語りとやさしい雰囲気と誠実な気持ちが気に入りました!
とても優しい世界のお話です

亡くなった父に代わり、家族の面倒を見てきたが、人生に疲れを感じていたマーシャルは愛人をほしがっていた。そんな気持ちのまま、社交界にデビューしたての妹をつれて立ち寄った洋裁店に、美しい女性を見つけた。彼女は洋裁店の店員だったが、強烈にマーシャルの心を奪っていった。そしてどうやって彼女にちかづこうかと思案しているうちに、ある上流階級の女性の思い込により、その女性イヴリンは窃盗の罪で逮捕されてしまう。懸命に彼女を守ろうとするマーシャルは、思いがけずイヴリンを囲う形になった。だが、うぶで誠実で頑固なイヴリンは簡単にはマーシャルの愛人にはなろうとしない。マーシャルはなぜかイヴリンといるだけで幸せを感じるようになり、彼女と多くの時間を過ごし始める。そんなマーシャルに、イヴリンは好意を抱きはじめてしまう。将来のない相手なのに。。

 
マーシャルの紳士な態度、寛容で優しく、あくまで包み込むような態度はすっごくよいです。
イヴリンのまじめで、誠実で、自分の人生に多くの希望は抱いていない点もぐっどです。
表面的には異質ながらも、魂の深いところで結びついた2人ってかんじで、思わせぶりなシーンがとても楽しく読めました。
小さなドタバタが中心で、とても静かに流れる話の中で、2人がお互いをかけがえのない相手としていくのがわかってとてもよかったです。
全体を通して、悪役はいない点もよいです。とても優しい世界の優しい2人なのです。
とってもロマンスで、満足です。