まばたきを交わすとき

イモジェンの登場です。
夫の死後、輪をかけていやな女になっていたイモジェンも悲しみが癒えてきて、普通の魅力的な女性になってきました。

姉の元からレイフの元に戻ったイモジェンを待っていたのは、健康的にして公爵らしい威厳を備えたような、レイフの異母弟ゲイブ。ゲイブは娘マリアを伴い、レイフの屋敷の芝居を上演するために滞在していた。やっと夫を失った悲しみから立ち直り、前向きな一歩を踏みだそうとするイモジェンはゲイブに熱い視線を送るがなぜかレイフはそれが面白くない。ゲイブと彼の娘の将来のためにも、酒をやめて、生活自体を更生しようと苦しむレイフ。レイフはゲイブからの思わぬ申し出を、後見人としての義務から受け入れるのだが、それは自分の中にあることさえも知ら無かった欲望や情愛をイモジェンに対して抱くようになり、困惑するが。。。
そこに、ドレイブンのかつての婚約者ジリアンも巻き込んでおおがかりなアマチュア芝居の準備が進む。

 


賑やかな話でした!
手が込んでておもしろい!
さすがにたのしかったです。
弟の振りして後見人を誘惑する公爵って。。。公爵らしくないですねえ。。
ジリアンとゲイブの話もおもしろかったし、相変わらず随所にシェークスピアが混じってて、それもおもしろかったです。

次はジョージーの話でしょうか?
太り気味で常にダイエットのことを考えている、かわしそうなジョージーがどんな恋にめぐりあうのか、たのしみです。