情熱の香り

闇の勇者たちの第1弾です。
設定などなどは結構おもしろかったのですが、自らの秘密のせいでいまいち引き気味なヒロインと、最初は秘書としかおもってなかったけど、勢いに伴侶になったあたりの心境がいまいちよくわからなくって、のめりこめませんでした、。
次作に期待です。

ワイルダー・ワイナリー社で社長秘書を務めるアンは、一段決心をして、社長であるジェイシャに思いを打ち明けることを決めた。そのために目を矯正し、服装を一掃しておかたい秘書イメージからセクシーな美女へと変身し、カルフォルニアからワシントン州へとオープンカーを走らせていた。
ジェイシャが滞在している別荘は、深い森の中にあった。屋敷に到着したアンは、ジェイシャの姿が見えないことを不安に思う。屋敷でくつろいでいるところで急に銃声を聞いたアンは、屋敷の中で狼を見つけた。パニックに陥るアンに追いうちをかけるように、その姿がじょじょにジェイシャに変わっていく。。アンは自分の目を疑った。そして次の瞬間恐ろしくなった。自らの過去の秘密からアンは自分が悪い人間を引き寄せる何かを持っていると信じていた。恐怖と不安にパニックに陥ったアンは屋敷をと簿だし、ジェイシャのもとを逃げ出すのだが。。。

 かなり自由なパラノーマルで、長男は狼、次男は鷹、三男は豹に変身する、という変わりだねですね。H/Hもかっこいいのですが、ヒーローのヒロインに対する行き当たりばったりの伴侶としての認め方が(まあ十分信頼していたからこその関係だったから、というのもあるのでしょうが。。。)ロマンスっぽくなくて、気にいりませんでした。
あと、ジェイシャにひかれながらも、自分自身の秘密は隠しておきたい、ジェイシャのこともなかなか信頼できないアンには、イライラしました。秘密もだいぶ最後になってから明らかになるけれども、いまいちアンの秘密のインパクトが正確に把握できず、そのためアンの態度はさらに納得のいかないものに。。。

とはいえ。。魅力的な家族なので、次作に期待します。