約束が永遠へとかわる夜

短編4つを集めた話です。
気分的にこういう軽めのを求めていたので、最初の2作位はサクサク読めましたが、同じパターンに4作目までいくと少しあき気味に・・・
でも、楽しめる1冊でした

<<約束が永遠へとかわる夜>>
婚約者の裏切りに、つい婚約者の親友でずっと気になる存在だったレヴィと関係をもってしまったベス。はらいせのつもりの1回きりの関係だったはずが、1番になり、1日になり、週末になり、ついには月曜日まで休んで関係にふけってしまった。レヴィに触られると自分が自分でなくなってしまう。
不安に駆られたベスは家族の待つ宿へと逃げ込むが、当然レヴィはおってきて、家族の前でベスが自分のものであるようにふるまう。まったく、どうしたらいいの?!

<<7日間の魔法>>
マーシーはオジーにとっても気の置けない魅力的な女性だったが、動物の気持ちがわかるように語る一風変わった女性だ。そして、今日クリスマス用のディスプレイからロバが盗まれた、と聞いてなぜかマーシーの仕業だ!と思ってしまったオジーは、親友ルシャスに頼まれたこともあり、ルシャスの義理の妹マーシーの様子を見によった。そこには起きたてでセクシーなマーシーがいて、魅かれあう
2人の常として情熱的な1時を経てベッドルームにマーシーを連れて入ると、そこにはロバがいて・・・・
マーシーいわく、このロバは盗まれてクリスマス用のディスプレイに設置されていて、本当は家に帰りたいのだという・・・やれやれ・・そう思いながらも行方不明のロバの捜索願いを探してみると・・・・

<<ヤドリギの下でつかまえて>>
隣のフランシスに心を奪われてから、どうやって別れようか検討していた彼女が兄に乗り換えた!
今がチャンスと早速フランシスにアタックするブッカーだが・・・・

<<聖夜にハートを盗まれて>>
刑事のパーカーが疲れきって自宅につくと、同じアパートに住むリリーが男を追い払っているところだった。自分よりもずっと若くて謎の多いリリーだが、パーカーにはいつもよくしてくれた。いや、リリーは勘違いしている。疲れ切ったしがない刑事をこの世のヒーローだと。。

どれも楽しい話でした。
でも一目ぼれ信仰の私としては、ともだちだけど、良く考えると私はあなたがすきだったのだわ!ってのは少し手ぬるい感じもしました。もっとどっぷり一目ぼれで言ってくれる話が1個くらいあっても、よかったかな~。
とはいえ、フォスターがいつもながら楽しく読ませてくれます。