満月の夜に

待ってましたクレスリー・コール!
おもしろい!すごい世界感!

人狼の王は150年間のヴァンパイアからの拷問の中で、運命に定められこの900年間見つけることができなかった伴侶のにおいを感じた。かろじて残っていた力を振り絞って拷問の空間から逃げだし、見知らぬ時代に混乱し激怒しながらもようやく伴侶と巡り合えた。
しかし、夢夢描いていた伴侶は、彼を苦しめ続けてきたヴァンパイアの女だった。
狂おしいまでに彼女を求める心と、過去のやり場のない苦しみから彼女の扱いを決めかねる王。

そんな2人のまわりでは、不死なるものたちが、それぞれ今までにない行動をとりはじめ。。。。

 
かなり暴力的なシーンや、ヒーローの怖さなどもありましたが、
ヒーローが落ち着いてからはあくまで伴侶は大切にしようという気持ちが伝わってきて、2人の関係はとてもピュアなのだなあと感じましたね。
ヒロインも最初はおびえていますが、どんどん強くなって、最後は、ありえないくらいに強くなっちゃいますしね。
パラノーマルってお気楽にしちゃうと嘘っぽいので、これくらい暗くてどろどろしてるほうが好きですね。