禁断のブルーダリア

このガーデン・トリロジーですが、Amzon.comの書評を見るとスキキライ賛否両論のようですね

私としては、さすがにうまいな!と思うくらい細かい感情をかきたてられて、好きでした。

愛する夫を突然奪いとられたステラは、愛する子供のためになんとか立ち直ったが、子供と近い親族のそばで暮したくて生まれ故郷に戻って、敏腕実業家といわれるロズの店でマネージャーの職を得た。ロズの条件として、古く美しいハーパー邸で暮らし始めるステラ一家の前に現れる美しく悲しげな幽霊。そしてロズの庭園デザイナーでチョウいい加減なローガンとは、ことあるごとに衝突し、心を乱される。でも、この乱れは?もしかして?魅かれている?

 
湿った土のにおい、雨が降って成長する緑のにおい、子供が生まれる前の興奮と不安、生まれたての子供匂い、成長していく子供のごねや素直さ、このままとどめておきたいような、もっと成長してほしいような。そして大人の恋人との遊びのようなシリアスなような微妙な会話。
大好きです。
本当にうまい。
20代、30代、40代。パートナーが見込違い、死に別れ、離婚とシングルでいる理由はそれぞれ
あれど、子供を愛し自分の人生を少しでも良く楽しくいきようとしている大人の女性たちです。
若くないので、当然慎重にもなるし、いろいろ考えるし、一歩引いて冷静になろうと努めます。
とっても同調しますね。
ステラの几帳面さ、ローガンのおおらかさ。ローガンの素直な気持ち。子供たちへの対応。最高です。
私はとってもこのシリーズが気にいったので、続きがたのしみ。
早くでてほしいです。