麗しの女神をさらって(ジュリー・ガーウッド)

11世紀イングランドでノルマン人の無敵の騎士ロイスは、王の命のもと、すでに数人の攻撃を撃退してきた実績をもつサクソン貴族の城へとやってきた。城を守るレディ・ニコ ラは、女神のような美貌とともに投石器の名手として広く知られており、王の褒美として彼女を連れ帰るよう命じられていたロイ スは、投石や戦いによる傷を負いながらも城を制圧する。そして入場した彼をまっていたのは赤ん坊を抱いた修道女だけだった。

 ヒロインのニコラは、やんちゃで腕っぷしもよく、母性本能が強くて人を守ったりいつくしんだりする反面守られたり誰かのゆうことを聞くのは苦手。ヒーローのロイスは、苦労して王の側近になった人で人生経験も人を見る目もあり、何事にもできるだけ動じず冷静に分析しようとする人。

結構思い込みであつく突っ走っていくニコラとは、なんだかんだいってぞっこんだしお似合いですね。

最初は敵同士ということでいがみあっていたのが、最後にはラブラブになっていく。

いつものパターンなんですが、今回も楽しんで読んでしまいました。