聖なるブレスレットに誓いを

エッジ・シリーズの第2作目です

1年前の母の突然の死以来、身を隠していきてきたヘザー。これまでの贅沢三昧の日々から離れ、自立した孤独な暮らしで我慢する毎日。ある日スーパーで出会った危険な感じのウルトラハンサムな男性・ケイレブと恋に落ち、成り行きで熱い情事にはまってしまうが、しばらくして自分の立場を思い出し、自らケイレブの元をさるのだった。
実はケイレブがT-FLACのエージェントにして時間や場所を自由に行ききできる超能力者。
ヘザーの父の行方を追うためにへザーに近づくケイレブだが、なぜかヘザーに異様に引きよせられているケイレブはことごとくヘザーへの接近に失敗し、スーパーマーケットでの出会いは、3度目の正直によるものだった。ヘザーとの一夜のあと、心では彼女と再び会いたい、愛し合いたいと願いながらも自分のとった行動は彼女を利用したものだ、自分は失敗したと自らを責め続けるケイレブ。
仕事に没頭しなんとかかんとか3か月を過ごしたあと、やっとヘザーの父が発見される。
T-FLACは全力で接触しようと心見るが、ことごとく失敗してしまう。そこでケイレブは仕事のため、という言い訳をつけて再度ヘザーに会いにいくのだが・・・・

 
呪いのせいで、妙に腰の引けたヒーローでした。
一生懸命ヘザーを守ろうとするけれど、他にはありえないくらい彼女のことを大切に思っていても伴侶を認めたくない。自分の彼女への愛情も認めない。
自分の命と引き換えにヘザーとビーンを救うくらいに気持ちが入れ込んでるのに、愛しているとは決していいません。
とにかく頑固です。
対するヘザーは、かなりいけてます。
両親の都合に振り回され、傷つけられ、今度はケイレブに利用されても、自分の心を信じてケイレブへの愛を貫ける強い女性です。はっきしいって、ケイレブにはもったいないくらい。
最後にはヘザーにちゃんと向き合えてよかったですよ。