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美女とスパイ

読み始めはヒロインがしっくりいかなかったのですが、ヒーローの登場後はなぜかすらすらよめて、なかなか楽しんでしまいました。お上手ってこと?

社交界の花として、流行の服に身を包み、次期侯爵と婚約している美しいスザンナは突然の父の死により、裕福な骨董商だと思っていた父が、借金まみれで、残された自分は無一文だったことを知る。そして追い立てるような婚約者からの婚約破棄。正しくは婚約者のママからの破棄だったらしいが。
タイムリーに舞い込んだ、あったこともない叔母からの手紙に飛びついて、ロンドンの華やかさとはかけ離れた田舎町にやってきた。
今まではすべてを召使にやってもらっていた生活からすべてを自分でやらなければならない。
憂鬱さと役にたたない自分自身への自己嫌悪。そんな気持ちのままご近所付き合いの延長として舞踏会に出席したところ、ある男性がダンスを申し込んできた。その男性こそ数日前に森を散歩している際ちゅうに、水浴びしているところをうっかり見てしまった男性だった。男性は、スザンヌの絵の腕を知り、自然誌編集のための挿絵書きとしての雇用を申し出るが。。

 
父親からは愛情以外のすべてをうけとっていたスザンヌは、まったく役にたたない女の子。侯爵夫人としてはよかったのでしょうが、田舎で暮らすには無知すぎたようです。
その無知と使えなさ加減は本人も厭になっていましたが、読んでるほうも厭になってしまいました。
ある意味では、誰もそういう必要性をとかなかったわけですから、かわいそうなのかもしれないのですがね。でも、前向きで、くじけず、けなげな点は○です。

ストーリーだけすると、他にもありそうな話ですが、登場人物がみんな濃いせいか、新鮮で、すらすらよめてしまいました。おもしろい!っていっていいのかも!
2作目もよみます。
読みたい!ってほどの強い読了感がないんだけど、出版されたら読んでみたい。
微妙に面白い作家さんなのかも。。。と期今後の作品に待しちゃいます