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この恋は止まらない

ノーラ・ロバーツ アン・メイジャー ダラス・シュルツェ ロマンス


赤ちゃん?子供からみのなかなか面白い短編集でした

 

<<すてきな同居人:ノーラ・ロバーツ>>
シングルマザーのゾウイの同居人募集にやってきたスポーツ・ジャーナリストのクープ。お互いにひかれながらもゾウイには大切な息子キーナンが、クープは独身生活を何より大切に思っていた。
ある日、ひょんなことからキーナンを野球鑑賞につれていったクープはキーナンと過ごす時間がだんだん増え、大切なものになっていく。そして同時にゾウイとの関係も深まっていくが、ある日自分がわないにかかったような気分になり、あわててキーナンたちと距離を置こうとするが。。。。

がんばりやで潔く美しいゾウイ。自分の最優先課題がはっきりしているので、振り方も男前。
悩むクープの矛盾している言いがかりは、かわいいです。

<<令嬢のプロポーズ:アン・メイジャー>>
癌だった妻の治療のために借金を重ね、妻の死後破産を免れなかったジム。彼の破産を決定的にした実業家ケイト。貧しい境遇で育ったが、妻や息子の愛に包まれながら生きてきたジム。有福な家に生まれながらも常に孤独で、自分に自信のないケイト。
自分を憎んでいるが優秀で、男らしいジムに魅かれるケイト。自分だけの愛するものを手に入れるため、ケイトはジムにあるお願いを持ちかける。

なかなかドラマチックで、短編ながら楽しめる作品でした。
お互いの素直になれぬ境遇や事情があり、若さだけではない勢いの大事さとか、人と人との絆とか、深く読める部分もあって、よかったです。

<<イエスと言えなくて:ダラス・シュルツェ>>
5か月前から同棲しているコリンの姉が亡くなり、コリンは生後6か月の女の赤ん坊を引きとることになったが、一緒に住むダーシーは適格な助言はしても、できるだけ赤ん坊に触れないようにしていた。
だが、コリンが手が離せないときなど赤ん坊をいとおしそうに扱うダーシーを見て、コリンは結婚を決意するが、プロポーズの返事は、思いもよらぬものだった。

きっと同じ境遇に会った人はそういう苦しみを味わうのだろうな~と思うと、悲しくなりますね。
そして、苦しみを抱えたダーシーをしっかり受け止められるコリンのような人と出会えて、ダーシーはラッキーだったな、と。

短編集ながらもうまくまとまった短編揃いで、とても楽しめました。