月影のレクイエム

ダイナ・マコールとしては古い話のようで、シャロン・サラ風だそうです。・・・ 思いがけなく楽しくよめました

長く癌を患っていた祖母がなくなった。亡くなる寸前、祖母はキャサリンの本当の家族の話をする。
事実に驚愕し、祖母を失って呆然としていたキャサリン。祖母の遺体を、故郷の山に埋めるためにやってきた町で、祖母が魔女として根拠ない偏見により嫌われ、恐れられていたことをしった。
憤慨しながらも祖母の家に落ち着き、祖母の遺品の中に祖母の日記を見つける。そこにはまだ町の人たちと仲良く暮らしていた祖母と町の人たちの生活が書いてあった。

朝食の卵に血が混ざっていた、奇形の牛が生まれた。魔女の孫は魔女だ!と決めつける村人はキャサリンへの不満を募らせる。保安官でキャサリンに会ったときから彼女を好きなったハンサムはルーク以外は誰もがキャサリンの敵だった。
敵の中にいるからと引っこんでいるキャサリンではなかった。自ら町に乗り出し、買い物や散歩を楽しんだ。そこで、キャサリンの両親が彼のためになくなり、キャサリンの祖母の話ではすでに死んでいるはずの男を見つける。

 
狭い田舎の町で、村八分のような扱いを受けるヒロイン。でも強いですよ~、この子は。
強くてやさしい素敵な女性です。
ヒーローのルークは、まあ、この作家さん得意のすべてを抱擁する方です。
ほしい~・包容力があって、男の一人暮らしなのに、壁に家族の写真を飾って整理整頓された部屋にしておける男!

すこーし謎解きっぽく?パラノーマルっぽくなっていますが、いたって普通のお話です。