情熱のとりこ

ミシェル・リードの愛人系の話は好きですねえ。

 

浮気癖とリセット引っ越しを繰り替えす両親に育てられたジェンマは、安定した職と生活を望む堅実は女性に成長した。今は秘書をしながら友人とシェアするアパートで暮らしている。
美人で性格もよいジェンマは女性好きな上司ジョッシュにさんざんくどかれたが、奔放な両親をみてそだったので、確実な関係をほしがっていた。
そんなある日、ジョッシュを訪ねてきたレオンにジェンマは一目ぼれしてしまう。ぼーとするジェンマにレオンがいったのは「一切の条件も約束もなしでつきあおう」という、ジェンマには耐えられない関係の申し出だった。
最初は断ろうとしたジェンマだが、会えば会うほどレオンにひきつけられ、接触によりさらに近寄りたい気持ちがつのり、ついに結ばれてしまう。
レオンとの関係には後悔はしていなくても、ジョッシュと突き立っているキャッシーにきいたレオンとジェンマの住む世界の差やキャッシーの妊娠によりジョッシュの反応、怒りに自分とレオンの関係を案じずに入られなかった。
レオンは多忙に世界中を飛び回ったいたが、必ず週末にはジョンマの元に来てくれた。愛されてはいなくても大切にはされていると実感し、ささやかな幸せによいしれる。しかし、幸せは長く続かず、多忙なレオンはジェンマにニューヨークについてきてほしいと申し出る。それは、事実上愛人として生きることを選ぶかどうかの選択だった。
悩むジェンマの中では新し命が育ちつつあった。妊娠の事実とキャッシーの堕胎に大喜びするジョッシュをみて、ジェンマはレオンとの離別を決意する。彼も必ずだまされたと思うはず。愛人として生きたくはない。と決意し愛するレオンに別れを告げる。

 
レオンと別れてから体調を崩しつわりもなかなかおさまらないジェンマの元に、レオンがロンドンにやってくる手紙が届く。友人にレオンとは会えない旨の手紙を託すが、気分転換にでかけようと明けたドアの向こうにはレオンがいた。

永続的な関係はいらない、といいつつジェンマを大切に扱うレオン。
ジェンマの気持ちも、初めての恋人、初めてのお付き合いからすれば、まあ仕方ないのかな、と思うし、ちゃんと会話しなかったレオンが悪い!と思いつつも後半のつくし度合からすればゆるせちゃうかなぁ~。なんども気づ付けられながらも、ぎゅ!としてくれればいいって許せるジェンマの優しさのせいでしょうけどで。自分なら絶対許せなくなりそう・・
いきなりの3週間クルーザーの上の休養は憧れます。現実から切り離されたい~