あなたにさらわれて

生き続ける!それがすべてのシドニーヘール博士は考えていたこと。
恐ろしい一分間は、彼女の人生を逆さまにはしてしましまいます。
警察は彼女を容疑者として追い、政府は彼女をテロリストの一員かと疑っています。
さらに、生き残った彼女を消そうとするものや、研究の継続のために彼女を捉えようとするものもでてきて。
生き残るためにどうすればいいの?海兵隊のジャックウィルソンは彼女の願いの答え=完璧な武器だった。

 

シドニーは頭脳優秀で、研究に主任を務めながら、規則を破って一息いれたり、ジャックに果敢に挑むところや、サリンの研究をしながらも最終的な目的は母もかかった病気=アルツハイマーの治療薬の研究と考えているところなどなかなか人間くさい人物。ジャックとの性格的な相性もよくて2人の会話はぽんぽんテンポよく進んでいく感じですね。
でも、お話としては、テロリストが出てきて、国家危機的な状況になりつつある割には、主任捜査官であるシスコの行動の意味がよくわからないところや
敵のおドジな行動によって救われているようなところがあって、ちょっと拍子向けした感がありました。
とはいえ、ロマンスも十分楽しめたし、またまた次もだしてほしいな→エイミー・J・フェッツァー

 

別サイトからの引っ越し分になりますが、絶版なんですねえ。

寂しい限りです。