禁じられた城の秘密

傑作ゴシック・ロマンス!!!って背表紙に書いてありますが。。。 ソウナンデスカ?

不思議な力を持つ3姉妹の長女キャシーは夢で不幸を予知する力を持ち、ある日いとこのメアリーに危険がせまっていることを夢で察知する。しばらくしてメアリーの訃報の連絡が来たときも予期してはいたが、双子のように仲良くそだったキャシーにはメアリーが死んだことを信じられなかった。
メアリーが亡くなった近くを訪れ、捜査の結果を聞けば聞くほど、海を怖がっていたメアリーが海で行方不明になるわけがない、とキャシーは強く疑うようになる。しかし、女の身でしかしも予知ゆえにメアリーには何か危険なことがせまって命を落としたのだ、と言っても信じてはもらえない。そこでキャシーはメアリーが働いていた海辺の城を訪れ、メイドとして働きながらメアリー失踪の謎を解こうとするが。。。。

 まあ、なんでしょうねえ。こういうのをゴシックっていうんですか?
全体的にくらいイメージです。
みんないろいろ事情があって大変な暮らしをしているわけです。
そして主人公キャシーも、普段は召使を使う身でありながら、召使として働きあかぎれやしもやけだらけにながら日々頑張ります。お風呂に入れなくても、汚い服でもめげません。
唯一キャシーの動きを止めれるのが、伯爵の次男、ショーン・キルダレン。ハンサムな彼はある事情から夜しか動きまわれず、城のメイドからはヴァンパイアと呼ばれています。
なんか、ヒロインの立ち位置が微妙にちゅうと半端で、本物の予知っぽんだけど、お話の上ではあてにならない力ゆえに、ずいぶん忘れている時間がながかったです。

微妙にパラノーマル。微妙にゴシック。
たぶん、好きな人は好きなんでしょう。
私は、まあまあでしたよ

 

別サイトからの引っ越し分になりますが、絶版なんですねえ。

寂しい限りです。