パンドラの眠り(アイリス・ジョハンセン)

久しぶりのイブ・ダンカンシリーズです。

どうも読んでいない巻がある気もしていて、時間があれば最初から読み直ししたいところです。

復顔彫刻家イヴ・ダンカンは相変わらず数年前に行方不明になった愛娘ボニーの所在を追いかけていた。そんなイブにパートナーでアトランタ警察の刑事ジョーはだんだん疲れを感じていた時期に、キスルという男からボニーを殺したのは自分だ、と電話がかかってくる。キスルを追いかけようとするイブと止めるジョー。間に入ってくるモンタルヴォ。キスルに振り回され、新たな犠牲者も発生し焦るイブたちだったが。。。

パンドラつながりで【パンドラの娘】のメガンが登場です。パンドラの娘の時より気難しくなっているような気もしますが、「絶対私に触らないで」と念押しします。迎えるイブやジョーも半信半疑よりも疑いが強く、そんなに信用できそうもないならよばなきゃいいのに。。って感じがして、少しメガンがかわいそうでした。メガンの協力もあってキスルを追い詰めていく一行でした。

メガンの回りには叔父さんはいましたがニールの影はなく、その後どうったのかも気になるところでした。

再度、力尽きたメガンをジョーが運び、それがきっかけでジョーにある変化が。。この辺がパンドラなんですよねえ。

イブとジョーの間でイブはボニーをしっているが、ジョーはボニーにあったことがない。だからイブほどの執着を持てない、という会話がされましたが、それをボニーが知ってなんとかしたかのような展開です。

霊能力、幽霊、なんでもありですね。

物語の最後は、キスル事件が解決して、「やれやれほっと1息」って思ってたイブのもとにあるものが届いていたところで終わります。