エリザベス ローウェル

時のない楽園

せつない。ひたすら切ない。こんな感じは久しぶりで、よかったです。 結婚に失敗しすっかり自分に自信を失ったジャナは、アメリカ先住民の聖地、クイーン・シャーロット諸島にやってきた。長期間滞在用のコテージを借りて、借り物のボートで一人のんびりとし…

孤独という名の仮面

ついつい読んじゃう作家さんです。 夏休みでバンクーバーの画廊でステンドグラスの商談をしていたアンジーのところに、義理の弟といってよいデリーが怪我をしたとの電話が入る。電話の主はホーク、デリーの土地を買うためにやってきた元レーサーの実業家だ。…

もう一度愛の歌を

もともとは1984年に書かれたもののようでした。らしいヒーローというか、ハーレクインのどこかのでよんだあらすじというか、安心して読める展開です。 夫婦で人気歌手として活躍していたアラーナは、故郷のブロートン山で出かけている際中に事故で夫を亡くし…